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10月は3日、17日、24日がお休みになります。

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肩こり

姿勢・肩甲骨の動きが悪く、ゴルフでも肩に負担をかけている60代男性の相談事例

髙野

 

年齢:60歳  性別:男性

 

職業:デスクワーク 趣味:ゴルフ(月1~2回ラウンド、週1回練習)

 

【問診】

 

<お悩み>

 

肩や首が痛む男性

 

元々、肩こり症はあったが、1カ月前から右肩の痛みが酷くなっている。

 

<問診でお伺いしたこと>

 

Q,一カ月の間に痛みに変化はありましたか?

 

一カ月の間に、徐々にズキズキした痛みが出てきています。

 

Q,腕などに痛み以外の症状はありますか?

 

たまに腕にしびれのようなものもあります。

 

また、常に違和感があり、動かして痛みが出ると長く痛みが続きます。

 

Q,朝に痛みが強いことはありますか?

 

朝はマシですが、動かすと痛みがでます。

 

Q,痛む動作はありますか?

 

腕を外に広げる動き、肩を後ろから前に回す動きで痛みがでます。

 

Q,これまで整形外科や整骨院等に行かれたことはありますか?

 

いえ、整形外科などには行っていませんが、リラクゼーションで定期的にケアをしていました。

 

【検査】

 

右肩の痛みの原因を探るべく、詳しく検査を行いました。

 

<動きの検査>

 

肩の動きの検査

 

前の動き・横の動き・後ろの動きの全てで痛みが出ました。

 

ただ、痛みはありますが、動きの範囲は異常ありませんでした。

 

肩甲骨の動きの検査

 

肩甲骨には、動きの硬さが見られました。

 

※肩甲骨と肩関節は密接に連携しながら動いています。

 

腕を横に上げる際、動きの範囲としては180度まで動きますが、割合的には肩関節:肩甲骨が2:1~3:1で動いています。

 

つまり、肩甲骨で180度動くうちの45度~60度程をまかなっています。

 

そのため、肩甲骨が動かないことで、その代りに別の筋肉や関節を使って動作を行うことになり、その分負担がかかってしまいますので改善が必要です。

 

首の動きの検査

 

(しびれのような感覚がありましたので、首が悪い可能性を感じ検査を行いました。)

 

左右に倒す際に突っ張り感が出ましたが、前後や回旋の動作では異常ありませんでした。

 

<筋力の検査>

 

肩にある三角筋がうまく使えているかをみる力比べの検査では、異常はないものの痛みが出ました。

 

・腕を横に伸ばし腕を支える検査では、支えられるもののしんどさや痛みが出てきました。

 

<その他の所見>

 

・姿勢が悪く、猫背・巻き肩が目立ちました。

 

【検査結果から分かること】

 

<肩の痛みの分類>

 

今回は、腱板と言われる肩関節にあるインナーマッスルが悪くなり炎症が起きていると判断しました。

 

そのため、日常のそこまで負担がないはずの動きであっても炎症が起きていることで痛みが強く出ていると考えられました。

 

<症状の原因の分析>

 

姿勢が悪いことと肩甲骨の動きが悪いことが、趣味であるゴルフのスイング動作によって肩に負担がかかっていることが原因だと考えられました。

 

具体的には、巻き肩、肩甲骨の動きの悪さが、肩関節を正常な位置で動かすことの妨げとなっています。

 

そのせいで、ゴルフスイングの際に普通ではあまり使わない筋に負担がかかったことで炎症が起き、痛みが長く続くことになったと推測出来ました。

 

【施術計画】

 

<施術の方針>

 

大きな施術方針としては、姿勢と肩甲骨の動きの悪さの改善が根本的な改善になります。

 

しかし現在、炎症が強く出ているため動きの改善に対する施術は出来ません。

 

そのため、まずは炎症を抑える施術を行います。

 

人間は、悪くなった部分を治す際、体内で微弱に電流が流れています。

 

施術では、それと同じ波形の微弱電流を使って炎症を抑えていきます。

 

炎症が治まり、動きが出せるようになってから、動きの悪さと姿勢を改善の施術に入って行きます。

 

施術内容は電流で炎症を抑えること。手技は動きを出さずに改善をかけられる部分から行っていきます。

 

また、肩関節は腕の重さでさえ負担になってきますのでアームスリングという腕を吊るすものを使用するか、負担をかけない生活を心がけていただくことを指導しました。

 

<施術のゴール設定>

 

ゴルフ

 

痛みなくゴルフができる体を目指します。

 

<施術期間>

 

1か月、週に二回の通院ペースでの期間を提案しました。

 

【経過】

 

・初診の直後は、痛み・動き共に特に変化はみられませんでした。

 

これは炎症が原因のためと考えられます。

 

・2回目(4日後)は、症状に変化はなく、日常の動きで負担をかけないように指導しました。

 

・3~5回目は、痛みには特段変化がなく、横ばい状態が続きました。

 

・6回目(3日後)は、肩の痛みが少し楽になった感覚がある、とのことでした。

 

痛みの度合いは初診時が10とすると、10→7へと軽減しました。

 

・7回目(4日後)は、波はあるものの楽に感じる日が出てきました。

 

肩を動かしたときの痛みは低下しています。

 

また、期間で考えると炎症はある程度治まってきていると考え、再度動き・痛みの場所などをチェックしました。

 

初診時の腱板部の痛みは治まっていましたが、動きをかばっているせいで別の筋肉に負担が多くなり、インピンジメントという筋肉が関節に挟まる状態が軽度みられました。

 

そのため手技の場所を変更し、変化をみることにしました。

 

・8回目(3日後)は、前回と大きな変化は見られませんでした。痛みの度合いは10→5へとほぼ半減している状態でした。

 

・9回目(4日後)は、少し肩に痛みがあるものの、初診時に比べると痛みは確実に減っている状態でした。また施術後の動く範囲も広がっています。

 

・10回目(3日後)は、施術後、肩を動かしても痛みはなく、違和感がある程度になりました。

 

痛みの度合いは10→3へと軽減しました。

 

・11回目(11日後)は、日によってバラつきがあるものの、調子がいい状態が続いています。

 

多少は痛みが残っているものの動きや、痛みの感覚には問題なく感じられましたので、ゴルフにも問題なく行けると判断し、この日をもって施術を終了しました。

 

痛みが再発する前に、違和感や問題が出たら再度来ていただくようにお伝えました。

 

【まとめ】

 

熟年夫婦

 

この患者様は、一カ月前からの右肩に強い痛みが出ている状態で来院されました。

 

痛みに加え、しびれなどの症状も見られたため、肩関節の様々な検査を行い、原因を調べました。

 

その結果、肩甲骨の動きの悪さと、肩が前に出てしまう巻き肩によって肩関節に過剰な負担がかかったことで、肩関節内部にある腱板という部分に炎症が起こり、そのために痛みが発生していると考えられました。

 

施術としては腱板部の炎症を抑えることをメインに電流施術と指圧施術で改善を促し、その後、動きの改善や姿勢の悪さをみていくこととしました。

 

肩に負担がかかることを極力避けてもらい、同時に施術を進めていきました。

 

その中で、変化の出にくい期間もありましたが、無事に痛みや動きは改善し、またゴルフのできる状態になったことで施術を終了することが出来ました。

 

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