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腰痛

重い買い物袋を持った際に腰痛が発生した60代男性の改善事例

髙野

【患者情報】

年齢:60歳
性別:男性
職業:デスクワーク
運動:ゴルフ、ジョギング

 

【このようなお悩みをお持ちでした】

2カ月前にゴルフで腰に違和感があったがその後問題はなかった。

 

2週間前に買い物で荷物を持っていて腰に痛みを感じ、その日の夜、就寝の2時間後に痛みが増し、目が覚めた。
痛かったので軽くストレッチをするとさらに痛みが増してしまい、その後寝ようと思っても仰向けで寝ると腰がピクピクする。

整形外科でレントゲンを撮影すると特に異常はないが、背骨と背骨の間の椎間板が狭いと言われた。

 

安静にしていると痛みはないが、お腹が力が入っただけで腰が痛い。
体を右に傾けると痛く、腰を回すような動作では痛みと怖さがある。
左腰は大丈夫だが右脚に体重が乗ったり、荷物を持ったりして負担がかかると痛い。
特に夜中に起きた時が一番痛く、寝返りすらもできない。

 

温めると痛みが軽減する。

運動の習慣は、土日にジョギングをしており、毎日の通勤は片道30分程度歩いている。

 

過去に通院するような腰痛の経験はなかった。

 

【専門家による見解】

この方の腰痛は、前にかがんだ際に痛みが発生する「前屈障害型」という腰痛に分類される。

 

また、神経の検査を行ったところ、椎間板ヘルニアのような腰椎の神経に由来する腰痛ではなく、腰の筋肉を痛めることで痛みが起こる「筋筋膜性腰痛」であることがわかった。

ただし過去にレントゲンで椎間板が狭いことを指摘されていることもあり、腰に強い負荷がかかると一時的に椎間板が腰椎の神経を圧迫することで起こる腰痛も合併している可能性がある。

 

今回腰に痛みが発生したキッカケは重い荷物を持ったことだが、慢性的な筋肉への負担が重なったことが背景に潜んでいる可能性が高い。

 

筋力検査を行ったところ、骨盤や背骨を支えているお腹のインナーマッスルが低下しているため、長時間のデスクワーク時に姿勢が崩れ、その結果腰の筋肉や腰椎の椎間板に負荷がかかり続けているものと思われる。

 

またインナーマッスルの働きを補うために股関節の筋肉に過剰に力が入っているため、股関節の筋肉が緊張し動きが低下している。

その結果股関節の外側にあるお尻の筋肉が上手く使えなくなり、腰にかかる負担が増え、悪循環に陥っている可能性が高い。

問診

 

【次のような方法で改善を目指しました】

腰や股関節の筋肉が緊張し骨盤や背骨の動きが悪くなっているため、まずは筋肉の緊張を和らげ、関節の動作を改善する。

 

またインナーマッスルやお尻周辺の筋力を高め、身体を支える力を付けるための筋力トレーニングも実施する。

 

動作の改善に1カ月間、筋力の改善に1カ月間を要するため、トータル2か月間の施術計画とする。

日常生活の負荷で施術期間中にも腰や股関節には絶えず負担が掛かるため、施術を72時間に1回行うことがベストである。

そのため、週に2回の頻度で施術を行った。

 

尚、インナーマッスルの筋力を効率よく向上させるためには院外での日常的なトレーニングが非常に有効なため、セルフトレーニングの指導も繰り返し行った。

お尻の筋肉 整体

 

【改善の経過】

初回の施術を終え、歩くだけで体が軽くなったことを自覚できるようになった。

また、体を前屈させた際の痛みもほとんど無くなった。

 

2回目の施術を終えた頃(施術開始から1週間後)にはだいぶスムーズに歩けるようになった。

ただし、まだ歩く際には痛みがある。

 

4回目の施術を終えたころ(施術開始から2週間後)には、座る動作や腰を曲げる動作での痛みが無くなった。

痛みの程度を10段階で表すペインスケールを本人に伺ったところ初診時を「10」とすると、この時点で「3」であるとのことであった。

 

6回目の施術を終えたころ(施術開始から3週間後)には、長時間歩いても一切痛みが出なくなった。

また、股関節の動きを再検査したところ左右ともに初診時の2倍程度動かせるようになっていた。股関節の動作はあと一歩改善が必要である。

 

8回目の施術を終えたころ(施術開始から4週間後)には、インナーマッスルの筋力が上がっていることが確認でき、腰が安定してきている。

ペインスケールはこの時点で「2」まで改善した。

あとは歩行時の腰の違和感のみが自覚症状として唯一残っている。(痛みは無くなった。)

 

10回目の施術を終えたころ(施術開始から5週間後)には、ペインスケールは「1」まで改善し、歩行時の腰の違和感をたまに感じる程度になった。

股関節の動きを再検査したところ左右ともに正常角度まで動くようになった。

1ヵ月間の計画で進めていた関節動作の改善は、この時点で施術目標を達成することができた。

 

12回目の施術を終えたころ(施術開始から6週間後)には、ペインスケールが「0」まで改善し、インナーマッスルもご本人のセルフトレーニングの努力が実り、当初の計画よりも早く筋力が向上した。

 

痛みが完全に無くなり、関節動作とインナーマッスルの筋力が当初目標にしていた程度まで順調に改善したため今後のセルフケアに関するアドバイスを入念に行い、2週間前倒しで施術を終了した。

 

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